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暖かい季節になると、ベランダや庭に蜂が飛んでくるようになって困っていませんか?
「洗濯物を干すのが怖い」「子どもが刺されないか心配」そんな不安を抱えている方も多いでしょう。
実は、蜂は特定の匂いや環境を好む習性があり、それを理解すれば寄せ付けにくくすることができます。早めに対処しないと、室外機の下やベランダの上部など、見つけにくいところに巣を作られてしまう可能性もあります。
本記事では、ベランダや庭に蜂を寄せ付けない12の実践的な方法から、蜂がうろうろする理由、巣を作られてしまった時の対処法まで詳しく解説します。スズメバチやアシナガバチから家族を守る対策が満載です。
なぜベランダや庭に蜂が寄ってくるのか?
蜂がベランダや庭に頻繁に現れるのには、明確な理由があります。
まず、蜂は水分補給のために水場を探しています。ベランダの水たまりや植木鉢の受け皿は、蜂にとって格好の給水スポットになります。また、春先には女王蜂が単独で巣作りに適した場所を探し回ります。この時期に蜂がうろうろしているのは、営巣場所を物色している可能性が高いでしょう。
さらに、蜂は甘い匂いに強く引き寄せられます。
ガーデニングで育てている花の蜜、飲み残しのジュース、柔軟剤の香りなども蜂を呼び寄せる原因になることがあります。蜂は本能的に煙の匂いを嫌う一方で、甘く芳香な匂いには敏感に反応する傾向があります。
生垣や庭木の中、玄関やベランダの庇の下、換気扇の中、エアコンの室外機周辺など、雨風をしのげて人目につきにくい場所は、蜂が巣を作りやすい環境といえます。
ハチを寄せ付けない方法12選
ここからは、具体的な蜂対策を12種類ご紹介します。
1. 蜂が好む甘い匂いのするものを置かない
蜂は甘い匂いに強く引き寄せられます。ベランダや庭にジュースの飲み残しや食べ物を放置しないようにしましょう。ガーデニングで甘い香りがする花を育てている場合は、可能であれば場所を移動させるか、室内へ運んでおくことをおすすめします。
柔軟剤の香りにも蜂が寄ってくる可能性があるため、ベランダで洗濯物を干す際は香りを抑えたタイプを選ぶのも一つの方法です。
2. 蜂が嫌う植物を植える
蜂はミント、ユーカリ、シトロネラ、タイムなど特定のハーブ系の香りを避ける傾向があります。これらの植物を庭の境界線や花壇、ベランダに植えておくと、蜂除け効果が期待できるでしょう。
ペパーミントは春から秋まで成長が活発で、メントール成分を多く含む葉を茂らせるため、長期間にわたって蜂を遠ざける効果が期待できます。ユーカリも春から夏にかけて成長が盛んになり、強い香りでスズメバチやアシナガバチの巣作りを避ける効果が期待されます。
ただし、ミツバチは花の蜜を求めて集まることがあるため、植物の種類によっては逆効果になる場合もある点は覚えておきましょう。
3. 殺虫スプレーを定期的に撒く
市販の殺虫剤や虫よけスプレーを、ベランダの壁や手すり、網戸などに吹きつけておくと、蜂を遠ざける効果が期待できます。蜂の嫌がる「ピレスロイド系」の成分が含まれたものを使用しましょう。
雨が降ると効果が薄まってしまうので、こまめに噴射するようにしてください。風向きの関係でお隣にスプレーが流れてしまうことも考えられるため、窓が閉まっているときに使うと安心です。

4. 木酢液を活用する
木酢液とは、木材を炭焼きしたときに出た液体のことです。木酢液には虫が嫌う酢酸やアルコールなどが含まれているため、蜂以外の害虫対策にも活用されています。
使用方法は、水と木酢液を希釈したものをスプレーボトルに入れて吹きかける、容器に入れて置いておく、側面に穴をあけたペットボトルに入れて柵などに吊るしておくなど、さまざまです。木酢液は強い酸性を持つため、園芸用の木酢液を直接肌にかけることは避けましょう。また金属製の容器に入れると、容器を腐食させる可能性があるため、ガラス瓶やプラスティック製容器に保管してください。
※希釈率は製品の説明書に従ってください。
5. ハッカ油スプレーを使う
小さいお子さんやペットがいらっしゃるご家庭など、身体への影響が気になる場合は、天然由来のハッカ油を使う方法もあります。蜂はミントなどハーブ類の匂いを嫌う傾向があるため、ベランダにハッカ油を定期的に撒いたりするのも一つの方法です。
ハッカ油は水溶性のため、蒸発したり雨で流れてしまうので、こまめに噴射するといいでしょう。
6. 防虫ネットを設置する
防虫ネットも、蜂を寄せ付けない方法として活用できます。ベランダの屋根面にフックを貼り付け、そこにネットを通していきましょう。手軽で女性でも簡単に設置できますが、布団が干しにくくなってしまうのが難点です。
蜂以外の虫の侵入も防ぐことができますので、近くに虫が発生しやすい林や公園がある場合には使ってみるのがおすすめです。

7. 蜂トラップを設置する
巣を作る蜂を事前に捕える蜂トラップを設置するのも一つの方法です。蜂トラップはベランダの柵などに吊るしておくだけで、蜂を捕獲できるため、安全に処分できます。
蜂トラップは市販でも購入できますが、自作することも可能です。ペットボトルの上部にカッターで穴をあけ、誘引液を入れて吊るす方法があります。誘引液の配合は製品や情報源によって異なるため、信頼できる情報を参考にしてください。
8. 水たまりや水場を作らない
蜂は水分補給のために水場を探しています。ベランダの水たまりや植木鉢の受け皿に水が溜まっていると、蜂が寄ってくる原因になります。こまめに水を捨て、水場を作らないようにしましょう。
9. 巣を作られやすい場所を定期的にチェックする
生垣の中、庭木の中、玄関やベランダの庇の下、換気扇の中、エアコンの室外機周辺など、蜂が巣を作りやすい場所を定期的にチェックしましょう。初期の巣であれば、ご自身でも駆除できる場合があります。
女王蜂は春先に単独で巣作りのできる場所を探して巣を作ります。この時期は攻撃性が比較的低いため、駆除のねらい目とされています。この時期に駆除できれば、巣の拡大を予防できます。
ただし、自力での駆除にはリスクが伴います。刺される危険性があるため、不安な場合は専門業者に依頼することをおすすめします。
10. 黒い服装を避ける
蜂は黒っぽい色に反応して攻撃する習性があるとされています。ベランダや庭で作業をする際は、白や明るい色の服装を選ぶようにしましょう。また、強いにおい(柔軟剤や香水、甘い香り)も蜂を刺激する可能性があるため、避けることをおすすめします。

11. 大声を出さず静かに行動する
蜂は危険を感じた時に、人を刺すことがあります。むやみに近づいたり、大きな声を出したりして蜂を刺激しないようにしましょう。激しく動かないことで刺されにくくなります。
12. 古い巣があった場所に予防スプレーを撒く
蜂は同じ場所に巣を作ることが多いとされています。特にアシナガバチ類は毎年同じ場所に巣を作る傾向があります。巣を作っていた場所は巣を壊し、あらかじめハチ用殺虫スプレーをスプレーしておくと、ハチの巣作りを予防できる可能性があります。
蜂の種類別の危険性と対処法
蜂の種類によって、危険性や対処法が異なります。
スズメバチの場合
スズメバチの巣は球体のマーブル模様で、ハチが出入りする穴が1つあります。春先を越えたらご自身での駆除は困難になります。夏場にかけてはハチの数が増えて巣が次第に大きくなります。
スズメバチは攻撃性が高く、巣に近づくと危険です。巣を発見した場合は、むやみに近づかず、専門業者や自治体に相談することをおすすめします。
アシナガバチの場合
アシナガバチの巣はシャワーヘッドのような形をしていて、巣穴が見えます。巣の周りにハチがたくさんついています。初期(春から初夏頃)は女王蜂1匹だけで巣を作り始める為、攻撃性は比較的低く、市販のハチ用殺虫剤で駆除できる場合があります。
ただし、自力での駆除にはリスクが伴います。刺される危険性があるため、不安な場合は専門業者に依頼することをおすすめします。
ミツバチの場合
ミツバチは女王バチを中心に大群で移動し、木の枝や家の外壁などに群がることがあります。これは「分蜂」と呼ばれる現象で、春から夏にミツバチが新しい女王に巣を譲り、旧女王は仲間を連れて新しい巣を探す旅にでる姿です。
分蜂はよく晴れた気温が高い日に見られる現象で、旅の途中のミツバチは比較的おとなしいため、刺激をしない限り危険は低いとされています。多くの場合、数時間から数日たてばいなくなります。周囲に巣に適した空き箱があると巣を作る可能性があるため撤去しておきましょう。
ミツバチの場合、はちみつが屋根裏に垂れ、天井等が腐る場合があるので、刺される危険性は低いですが、駆除の検討をお勧めします。

蜂の巣を見つけたらどうする?
蜂の巣を発見した場合、まずは慌てずに状況を確認しましょう。
生活する中で巣の近くを通らなければならない場合や、小さなお子さんがいる場合などは、駆除を検討する目安です。危険性が低い場合は、ハチを刺激しないよう、大声を出さない、強いにおいをさせない、ハチから攻撃を受けやすい黒っぽい服装を避けること、激しく動かないことで刺されにくくなります。
初期の巣であれば、ご自身でも駆除できる場合がありますが、刺される危険性があります。駆除の方法がよくわからないときや難しいと思ったとき、ハチの子が生まれて複数匹になってしまった場合などは、無理をせずに、専門業者や自治体に相談してください。
多くの自治体では、ハチの防護服を無料で貸出しています。貸出にあたっては事前に電話で連絡をし、申込書を提出する必要がある場合があります。また、自治体によっては、スズメバチやアシナガバチの巣の駆除を行っている場合もあるため、まずは相談してみましょう。
専門業者に依頼する場合、複数の業者から見積もりを取ることをおすすめします。くじょでは、害虫駆除業者の比較情報も提供していますので、ぜひご活用ください。
まとめ:早めの対策で蜂被害を防ごう
蜂を寄せ付けない方法は、甘い匂いのするものを置かない、ハーブ系植物を植える、殺虫スプレーや木酢液を活用する、防虫ネットや蜂トラップを設置するなど、さまざまです。
蜂は春先に巣作りを始めるため、この時期に予防対策を行うことが重要です。初期の巣であれば、ご自身でも駆除できる場合がありますが、刺される危険性があるため、無理をせずに専門業者や自治体に相談することをおすすめします。
早めの対策で、家族を蜂被害から守りましょう。
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