「屋根裏からドタドタと足音がする」「庭の家庭菜園が一晩で荒らされた」「飼い猫がベランダで何かに威嚇されていた」――こうした異変に心当たりがあるなら、アライグマが住み着いている可能性があります。
アライグマは特定外来生物に指定されており、放置すると屋根裏の腐食、農作物の食害、感染症のリスクが加速度的に拡大します。しかも鳥獣保護管理法により、許可なく個人が捕獲・殺傷することは違法。つまり「自分で何とかする」という選択肢が事実上ないのが、アライグマ被害の厄介なところです。
この記事では、アライグマ駆除に対応するおすすめ業者5社を料金・保証・実績で徹底比較し、2026年最新のランキング形式で紹介します。駆除の料金相場、業者の選び方、法律上の注意点、DIYの限界、再発防止策まで網羅しているので、最後まで読めば「どこに頼むべきか」が明確になるはずです。
アライグマ被害の実態と放置リスク
アライグマは見た目の愛らしさとは裏腹に、住宅や農業に甚大な被害をもたらす害獣です。環境省が特定外来生物に指定しているのは、在来の生態系だけでなく人間の生活環境にも深刻な影響を与えるため。ここでは代表的な被害パターンを整理します。
屋根裏・天井裏への侵入と建物被害
アライグマは手先が器用で、わずか10cm程度の隙間があれば屋根裏に侵入できます。断熱材を引きちぎって寝床をつくり、同じ場所に糞尿を溜める「ため糞」の習性があるため、天井板が尿で腐食して抜け落ちる事例も珍しくありません。
夜行性なので深夜にドタドタと走り回る音で睡眠を妨げられ、精神的なストレスも大きくなります。天井裏でカタカタ音がするときの対策の記事でも解説していますが、足音が聞こえた段階ですでに巣をつくっている可能性が高いため、早急な対応が必要です。
農作物・家庭菜園・ゴミの食害
アライグマは雑食性で、スイカ・トウモロコシ・イチゴ・ブドウなど甘い果物や野菜を好んで食い荒らします。一晩で畑一面が壊滅的な被害を受けることもあり、農林水産省の統計では全国の農業被害額は年間3億円を超えています。
住宅街でもゴミ集積所を荒らす、庭の金魚や鯉を捕食する、鳥のエサ台を襲うなど、都市部での目撃情報が年々増加しています。「田舎だけの問題」という認識は既に過去のものになりました。
感染症・寄生虫のリスクとペットへの攻撃
アライグマは狂犬病ウイルスの保有動物であり、アライグマ回虫という寄生虫を高確率で保有しています。アライグマ回虫は人体に侵入すると幼虫移行症を引き起こし、最悪の場合は脳に達して重篤な神経障害を起こすことが報告されています。糞に含まれる卵が乾燥して空気中に浮遊するため、屋根裏に巣をつくられた場合は居住者の健康被害に直結します。
さらに気性が荒く、追い詰められると鋭い爪と歯で攻撃してきます。屋外で飼っている猫や小型犬が襲われるケースも全国で発生しており、ペットの安全を守るためにも早期の駆除対応が欠かせません。素手での接触は絶対に避けてください。
アライグマ駆除業者おすすめランキング【2026年最新】
ここからは、アライグマ駆除に対応するおすすめ業者5社を比較していきます。いずれもアライグマの捕獲・追い出し・侵入口封鎖に実績がある業者で、料金体系・保証内容・対応スピードを多角的に調査しました。まずは一覧表で比較し、その後に各社の特徴を詳しく紹介します。
5社比較表
| 業者名 | 業態 | 対応エリア | 料金目安 | 保証 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| 害獣駆除のROY | 自社施工 | 関東中心 | 要見積 | 最長10年 | 一級建築士事務所・実績3万件 |
| 害獣退治屋さん | 自社施工 | 主要都市圏 | 要見積 | 最長10年 | 最短30分駆けつけ・無料出張 |
| 害獣害虫レスキューハウス | 自社施工 | 主要都市圏 | 要見積 | 最長10年 | 業界最長クラスの保証 |
| 害虫駆除110番 | 業者紹介 | 全国 | 要見積 | 1年 | 全国24h受付・東証上場企業運営 |
| EMEAO! | 業者紹介 | 全国 | 業者による | 紹介先による | 複数社一括比較が可能 |
それぞれの業者について、アライグマ駆除における強みと注意点を解説します。
各社の詳細紹介
【第1位】害獣駆除のROY
一級建築士事務所が運営する害獣駆除の専門会社で、累計施工実績は3万件を突破しています。建築のプロが在籍しているため、屋根裏の構造を熟知した上での侵入口封鎖が非常に的確。アライグマのように建物の隙間を巧みに利用する害獣には、この「建築の知識を活かした封鎖工事」が再発防止の決定打になります。
最長10年の長期保証が付くため、万が一再侵入があっても追加費用なしで対応してもらえる安心感があります。現地調査・見積もりは無料なので、まずは被害状況を診てもらうだけでも価値は大きいでしょう。
【第2位】害獣退治屋さん
最短30分で現場に急行できるスピード対応が最大の強みです。アライグマが屋根裏にいるとわかった時点で、「今すぐ来てほしい」と感じる方は多いはず。出張見積もりが完全無料で、見積もり後のキャンセルにも費用がかからないため、相見積もりの1社に加えやすい業者でもあります。
保証は最長10年で、施工後の定期点検も実施。現場スタッフが直接対応する自社施工型なので、施工品質にムラが出にくい点も評価できます。
【第3位】害獣害虫レスキューハウス
業界最長クラスとなる最長10年の保証を提供しており、アライグマのように再侵入リスクが高い害獣の駆除にはとくに心強い業者です。害獣だけでなく害虫の駆除にも対応しているため、アライグマの糞に集まるダニやノミの二次被害もまとめて解決できます。
調査から駆除、清掃・消毒、侵入口封鎖、保証まで一貫対応。施工後のアフターフォローも手厚く、長期的な安心を重視する方に向いています。
【第4位】害虫駆除110番
東証上場企業のシェアリングテクノロジー株式会社が運営する業者紹介サービスで、全国どこでも24時間365日相談を受け付けています。地方在住で近くにアライグマ対応の業者が見つからないという方にとっては、全国ネットワークを活かした手配力が大きなメリットです。
見積もり・出張費・キャンセル料すべて無料。紹介型のため実際の施工品質は担当業者に左右されますが、万が一のトラブル時には運営元に相談できる安心感があります。害虫駆除業者比較ランキングでも上位に位置する総合力の高いサービスです。
【第5位】EMEAO!
害虫害獣駆除業者の紹介マッチングサービスで、利用者の状況をヒアリングした上で複数の業者を提案してくれます。1回の申し込みで最大8社の見積もりを比較できるため、「とにかく相場感を掴みたい」「複数社を比較検討したい」という方に最適です。
申し込みから紹介まですべて無料。自分で1社ずつ問い合わせる手間を省けるのが最大のメリットですが、紹介先の業者の品質にばらつきがある点は理解しておきましょう。
アライグマ駆除の料金相場
アライグマ駆除の費用は、被害の規模・建物の構造・作業内容によって大きく変動します。「想定より高額だった」「追加料金がかかった」といった後悔を避けるために、作業内容別の相場を事前に把握しておきましょう。
作業内容別の料金目安
| 作業内容 | 料金相場 | 作業の概要 |
|---|---|---|
| 現地調査・追い出し | 30,000〜80,000円 | 侵入経路の特定、忌避剤や燻煙剤による追い出し |
| 捕獲(箱罠設置・回収) | 50,000〜120,000円 | 自治体の許可取得後に箱罠を設置し、捕獲・回収 |
| 侵入口封鎖 | 50,000〜200,000円 | 屋根と壁の隙間、通気口、軒下などをパンチングメタル等で封鎖 |
| 糞尿清掃・消毒 | 30,000〜100,000円 | ため糞の撤去、断熱材の交換、殺菌消毒 |
| トータル費用 | 100,000〜350,000円 | 上記すべてを含む一式対応の場合 |
金額の幅が大きいのは、侵入口の数や屋根裏の面積、糞尿の量によって作業量がまったく異なるためです。築年数が古い木造住宅ほど侵入口が多く、費用が高くなる傾向があります。
被害規模別の費用感
| 被害レベル | 状況の目安 | 費用の目安 |
|---|---|---|
| 軽度 | 侵入直後・糞尿が少量・侵入口が1〜2箇所 | 80,000〜150,000円 |
| 中度 | 数週間〜数ヶ月居着き・ため糞あり・断熱材に被害 | 150,000〜250,000円 |
| 重度 | 長期間放置・天井の腐食・複数箇所に侵入口・繁殖 | 250,000〜400,000円以上 |
放置期間が長いほど費用は跳ね上がります。「足音がする」「糞らしきものを見つけた」という段階で早めに業者に相談すれば、軽度の費用で済む可能性が高まります。害虫駆除の料金相場の記事でも、害獣駆除全般の価格帯を解説しているので参考にしてください。
見積もり時に確認すべきポイント
複数社から見積もりを取る際は、以下の項目が含まれているかを必ず確認しましょう。安く見える見積もりでも、後から追加費用を請求されるケースがあります。
- 調査費・出張費が無料かどうか
- 捕獲後の処分費用が含まれているか
- 侵入口封鎖の箇所数と単価が明記されているか
- 糞尿清掃・消毒が見積もりに含まれているか
- 保証期間と再発時の対応範囲
- 追加料金が発生する条件が明示されているか
口頭の説明だけでなく、書面で見積もりを受け取ることが鉄則です。作業範囲と金額が書面で明確になっていれば、施工後のトラブルを大幅に減らせます。
アライグマ駆除業者の選び方5つのポイント
アライグマ駆除は害虫駆除と比べて費用が高額になりやすく、業者選びで失敗したときのダメージも大きくなります。以下の5つのポイントを押さえておけば、悪質な業者を避けて信頼できるプロを見つけることができるでしょう。
ポイント①:害獣駆除の専門資格と実績があるか
アライグマの駆除には、鳥獣保護管理法に基づく捕獲許可の申請手続きが必要です。この手続きを自治体とスムーズにやりとりできる経験値があるかどうかは、業者の実力を測る重要な指標になります。
「害獣駆除の施工実績○○件」「防除作業監督者の資格保有」「一級建築士事務所が運営」など、具体的な数字や資格をホームページで公開している業者は信頼度が高いと判断できます。アライグマ駆除業者の選び方でも、確認すべき資格と実績のチェックポイントを詳しくまとめています。
ポイント②:保証期間と再発時の対応内容
アライグマは一度追い出しても、侵入口が残っていれば高確率で戻ってきます。そのため保証期間の長さと、再発時に何をどこまで無料で対応してくれるかは、業者選びの最重要項目といっても過言ではありません。
おすすめは保証期間3年以上の業者です。最長10年保証(施工内容による・基本90日間)を掲げる業者もありますが、保証の適用条件(例:指定箇所以外からの侵入は対象外)もあわせて確認してください。「保証が長い=無条件で安心」とは限らない点に注意が必要です。
ポイント③:現地調査と見積もりが無料かどうか
アライグマ駆除は現場の状況によって費用が大きく変動するため、電話やメールだけで正確な見積もりを出すことは困難です。信頼できる業者は必ず現地調査を行い、侵入口の数や糞尿の被害範囲を確認した上で見積もりを提示します。
この現地調査と見積もりが無料であることは、良い業者の最低条件です。調査費を請求する業者や、電話だけで概算を伝えて契約を急かす業者は避けたほうが賢明でしょう。最低でも2〜3社から見積もりを取って比較してください。
ポイント④:対応地域とスピード
アライグマの被害は時間との勝負です。屋根裏で出産されると被害が一気に拡大するため、相談から現地調査までのスピードも業者選びの判断材料になります。
全国対応の業者紹介型サービス(害虫駆除110番やEMEAO!)は地方でも手配可能ですが、実際に来るのは地元の提携業者です。一方、自社施工型(ROYや害獣退治屋さん)は対応エリアが限定される代わりに、自社スタッフが迅速に駆けつけてくれます。お住まいの地域と緊急度に応じて使い分けましょう。
ポイント⑤:施工後の清掃・消毒まで対応しているか
アライグマを追い出して侵入口を塞いだだけでは、駆除は完了しません。屋根裏に残された大量の糞尿や汚染された断熱材を放置すると、ダニ・ノミの発生、悪臭、天井板の腐食が進行します。
糞尿の清掃、汚染箇所の殺菌消毒、必要に応じた断熱材の交換まで一貫して対応できる業者を選ぶことが重要です。「駆除だけやって清掃は別料金」「清掃は対応外」という業者もあるので、見積もりの段階で必ず確認してください。
アライグマ駆除の方法
プロの業者がアライグマを駆除する際は、複数の手法を組み合わせて対応します。現場の状況によって最適な方法は異なりますが、ここでは代表的な3つの手法とその流れを解説します。
箱罠による捕獲
アライグマ駆除の基本となるのが、箱罠(はこわな)を使った捕獲です。アライグマが好むキャットフードやマシュマロなどをエサにして罠を仕掛け、罠に入ったら自動的に扉が閉まる仕組みになっています。
ただし、箱罠の設置には自治体から捕獲許可を取得する必要があります。申請から許可が下りるまで1〜2週間かかるケースもあるため、その間は忌避剤による追い出しを並行して行うのが一般的です。捕獲後のアライグマは特定外来生物であるため、放獣(逃がすこと)は法律で禁止されており、自治体の指示に従って処分されます。
忌避剤・燻煙剤による追い出し
屋根裏に住み着いたアライグマに対しては、強い臭いの忌避剤や燻煙剤を使って追い出す方法も有効です。アライグマが嫌がる木酢液やハッカ油を含んだ忌避剤を設置し、居心地を悪くして自主的に出ていくよう仕向けます。
この方法は罠の許可が下りるまでの暫定対策として使われることが多く、追い出しだけで根本的な解決にはなりません。追い出した後に侵入口を完全に封鎖しなければ、数日でまた戻ってきます。あくまで捕獲や封鎖工事と組み合わせる手法です。
侵入口の封鎖工事
アライグマ駆除で最も重要な工程が、侵入口の封鎖です。屋根と壁の隙間、軒天の破損箇所、通気口、床下の開口部など、アライグマが出入りしていたすべてのポイントをパンチングメタルや金属板で物理的に塞ぎます。
アライグマの手は人間の子どもの手に近い構造で、金網程度なら引き剥がしてしまうため、強度の高い素材を使う必要があります。この工程の精度が再発防止のカギを握るため、建物の構造に精通した業者に依頼することが望ましいでしょう。ハクビシン被害の対策と駆除の記事でも、侵入口封鎖の重要性を解説しています。
アライグマ駆除に必要な許可と法律
アライグマの駆除は、複数の法律が関係する行為です。法的な知識がないまま自己判断で対処すると、意図せず法律に違反してしまう危険があります。ここでは押さえておくべき2つの法律を整理します。
特定外来生物法による規制
アライグマは「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」(外来生物法)により、特定外来生物に指定されています。これにより、アライグマの飼育・運搬・放出・譲渡は原則として禁止されています。
つまり、仮に自分で捕獲できたとしても、そのまま飼うことも、別の場所に逃がすことも違法です。違反した場合は個人で3年以下の懲役または300万円以下の罰金、法人では1億円以下の罰金が科される可能性があります。
鳥獣保護管理法による捕獲許可
アライグマを捕獲するには、鳥獣保護管理法に基づいて市区町村または都道府県に捕獲許可を申請する必要があります。許可なく野生鳥獣を捕獲すると、1年以下の懲役または100万円以下の罰金の対象になります。
申請には被害状況の写真や捕獲計画書の提出が求められ、許可が下りるまで通常1〜2週間かかります。プロの駆除業者に依頼すれば、この面倒な行政手続きもすべて代行してくれるため、法的リスクを負う心配がありません。
自治体の補助金・相談窓口
一部の自治体では、アライグマ駆除に対する補助金や箱罠の無料貸出を実施しています。補助金の金額や条件は自治体によって異なりますが、駆除費用の一部を負担してもらえるケースもあるため、まずはお住まいの市区町村の環境課や農政課に問い合わせてみてください。
また、自治体によっては防除実施計画に基づいて箱罠を貸し出し、住民が自分で設置・回収できる制度を設けている場合もあります。ただし捕獲後の処分まで自分で行う必要があるため、精神的な負担を考えると業者に一任するほうが現実的という声が多いのも事実です。
自分でアライグマを駆除できるか?DIYの限界と危険性
「業者に頼むと高いから自分で何とかしたい」と考える方は少なくありません。しかし結論からいうと、アライグマの駆除を個人で完結させるのは非常に困難であり、推奨できません。その理由を具体的に説明します。
法律上のハードルが高い
前述のとおり、アライグマの捕獲には鳥獣保護管理法に基づく捕獲許可が必要です。申請手続きは煩雑で、許可が下りるまで1〜2週間を要します。許可を取得できたとしても、捕獲後は特定外来生物法の規定により、放獣は不可。自治体の指示に従った処分が求められます。
この一連の手続きを個人で進めること自体がハードルであり、手続きの不備があれば法律違反になるリスクも抱えることになります。
感染症と攻撃のリスク
アライグマは追い詰められると鋭い爪と歯で激しく抵抗します。噛まれた場合は狂犬病ウイルスへの曝露リスクがあり、糞に触れればアライグマ回虫の感染リスクがあります。防護服や専門の保定器具なしで接近するのは極めて危険です。
屋根裏の糞尿清掃も、マスクやゴーグルなしで行うと乾燥した糞の粉塵を吸い込み、寄生虫に感染する恐れがあります。健康被害を考えると、プロに任せるのが合理的な判断です。
再侵入の防止が困難
仮にアライグマを追い出せたとしても、侵入口を完全に塞がない限り、数日以内に戻ってきます。アライグマの侵入口は屋根の隙間、軒天の劣化箇所、通気口など複数にわたることが多く、これらをすべて特定して封鎖するには建物の構造に関する知識と高所作業の技術が必要です。
市販の忌避剤で一時的に追い出すことは可能ですが、効果は長くても数日間。根本的な解決にはならず、かえって被害が長期化するケースがほとんどです。結局業者に依頼することになり、その時点では被害が進行して費用が上がっているというパターンが後を絶ちません。
駆除後の再発防止策と清掃・消毒
アライグマの駆除が完了したら、二度と同じ被害を繰り返さないための再発防止策が欠かせません。追い出しと捕獲だけで満足せず、清掃・消毒・環境整備まで徹底しましょう。
糞尿の撤去と殺菌消毒
屋根裏に残されたアライグマの糞尿は、ダニやノミの温床になるだけでなく、アライグマ回虫の卵を含んでいる可能性があります。乾燥した糞は粉塵となって空気中に舞うため、放置すると居住者の健康被害に直結します。
プロの業者は防護服とマスクを着用した上で糞尿を撤去し、殺菌消毒液で汚染箇所を処理します。汚染がひどい場合は断熱材の交換や天井板の補修まで行うこともあります。この工程を省くと、いくら侵入口を塞いでも衛生面のリスクが残り続けるため、駆除とセットで依頼することを強くおすすめします。
侵入口の点検と補修
駆除時に封鎖した侵入口が経年劣化で再び開いてしまうケースがあります。とくに木造住宅では、木材の収縮や風雨による劣化で隙間が生じやすいため、年に1回は封鎖箇所の点検を行いましょう。
保証期間が長い業者であれば、保証期間中の定期点検がサービスに含まれていることが多いです。契約時に点検の頻度と範囲を確認しておくと安心です。
敷地内の環境整備
アライグマを寄せ付けない環境をつくることも再発防止の重要な要素です。以下の対策は費用をかけずに今すぐ実行できます。
- 生ゴミは蓋付きのゴミ箱に入れ、収集日の朝まで屋外に出さない
- ペットのエサを屋外に放置しない(キャットフードはアライグマの好物)
- 庭の果樹は実が熟す前に収穫する、または防獣ネットで覆う
- 庭木の枝が屋根に接触していないか確認し、接触していれば剪定する
- 床下の通気口に金属製の格子を取り付ける
これらの対策を日常的に続けることで、アライグマが敷地内に入り込む動機を減らすことができます。ハクビシン駆除業者おすすめの記事でも、共通する再発防止策を紹介しているので参考にしてください。
よくある質問Q&A
Q1. アライグマ駆除にかかる期間はどのくらいですか?
現地調査から駆除完了まで、一般的には2〜4週間程度です。捕獲許可の申請に1〜2週間、罠の設置から捕獲まで数日〜1週間、その後の清掃・封鎖工事に数日かかります。繁殖期(春〜初夏)に子どもがいる場合はさらに時間を要する場合があります。
Q2. アライグマとハクビシンの見分け方は?
アライグマは目の周りに黒い模様(マスク模様)があり、尾にリング状の縞模様があるのが特徴です。ハクビシンは鼻筋に白い線が入り、尾は長くて縞がありません。足跡で判別する場合、アライグマは5本指で人間の手形に似ていますが、ハクビシンは猫に似た丸い足跡になります。ハクビシン被害の対策と駆除も参考にしてください。
Q3. 賃貸住宅の場合、駆除費用は誰が負担しますか?
賃貸物件の場合、建物の構造的な欠陥(屋根の隙間など)が原因であれば、原則としてオーナー(大家)の負担になります。まずは管理会社や大家に連絡し、対応を相談してください。入居者の過失(窓を開けっ放しにしていた等)が原因の場合は入居者負担になることもあるため、状況を正確に伝えることが重要です。
Q4. アライグマを見つけたらまず何をすべきですか?
絶対に近づかないこと、素手で触らないことが最優先です。アライグマは見た目に反して攻撃的で、狂犬病やアライグマ回虫の感染リスクがあります。発見したら速やかに距離を取り、自治体の環境課に通報するか、害獣駆除業者に相談してください。エサを与えることも法律で禁止されています。
Q5. ペットがいる家庭でも駆除作業は可能ですか?
可能です。ただし使用する忌避剤や燻煙剤がペットに影響を与える場合があるため、作業中は別の部屋に移動させるか、一時的に預けるなどの対策が必要です。事前に業者に「犬(猫)を飼っている」と伝えれば、ペットに安全な薬剤や手法を選択してくれます。箱罠にペットが入らないよう、設置場所にも配慮してもらいましょう。
Q6. 駆除業者に依頼せず、自治体だけで対応してもらえますか?
自治体によっては箱罠の貸出や捕獲支援を行っていますが、屋根裏からの追い出し・侵入口封鎖・清掃消毒までは対応しないケースがほとんどです。自治体はあくまで「捕獲の支援」であり、建物の被害修復や再発防止は住民自身で対応する必要があります。根本的な解決を目指すなら、駆除業者への依頼が現実的です。
Q7. 駆除後、どのくらいの頻度で点検すべきですか?
最低でも年に1回、できれば春(繁殖期前)と秋(越冬準備期)の年2回の点検が理想的です。封鎖した侵入口に劣化がないか、新たな隙間が生じていないかを確認します。保証期間内であれば業者が無料で点検してくれることが多いので、保証サービスを積極的に活用してください。
まとめ
アライグマは特定外来生物に指定されており、個人での捕獲は法律で制限されています。さらに狂犬病やアライグマ回虫といった感染症リスク、ペットへの攻撃、建物の腐食被害など、放置すればするほど状況は深刻化する一方です。
この記事で紹介した5社の業者は、いずれもアライグマ駆除の実績があり、調査から捕獲・清掃・封鎖・保証まで一貫して対応できるプロフェッショナルです。以下に選び方の要点を改めて整理します。
| 重視するポイント | おすすめの業者 |
|---|---|
| 建物の構造を熟知した封鎖工事を求める | 害獣駆除のROY(一級建築士事務所) |
| 今すぐ来てほしい・スピード重視 | 害獣退治屋さん(最短30分) |
| 最長クラスの保証で長期的な安心がほしい | 害獣害虫レスキューハウス(最長10年) |
| 地方在住で全国対応の業者を探している | 害虫駆除110番(全国24h対応) |
| 複数社の見積もりを一括で比較したい | EMEAO!(最大8社比較) |
まずは無料の現地調査を申し込んで、被害状況を正確に把握することが第一歩です。2〜3社から見積もりを取れば適正価格がわかり、納得した上で依頼できます。足音が聞こえる、糞を見つけた、農作物が荒らされた――そうしたサインを感じたら、被害が広がる前に行動を起こしてください。
アライグマ以外の害獣駆除についても情報を探している方は、害虫駆除業者比較ランキングやイタチ駆除の方法と費用もあわせてご覧ください。
